BIMで建築が夢をみる

#82 三菱電機が「空調・換気機器設備設計支援アプリケーション」の提供を開始

前回に引き続き、三菱電機からの情報です。三菱電機では、設計事務所・建設業・設備業向けに設備設計時の三菱電機製空調・換気機器の選定作業の自動化により建築フローの生産性向上に貢献する「空調・換気機器設備設計支援アプリケーション」を4月から提供開始すると発表しました。

通信量はユーザー負担ですが、アプリケーション自体は無料。スマートフォンやタブレットでは利用できません。

空調・換気機器の選定作業の自動化によって設備設計を効率化

膨大な技術資料の参照が必要な設備設計において、空調・換気機器を自動選定し、ドラッグアンドドロップなどの直感的な操作により、設備設計を効率化します。空調機器選定では、必要な熱負荷と配管の長さを考慮した最適な機器を自動選定し、これまでの人手による煩雑な配管長補正計算が不要になります。

換気機器選定では、換気に必要な風量と静圧などを考慮した最適な機器を自動選定し、これまでの人手による静圧風量曲線(P-Q曲線)等を考慮した比較検討が不要になります。流動する気体または流体において、流れの方向に対して垂直方向に作用する単位面積当たりの力移動が可能になり、ビル管理の省力化と人とロボットが安心に共存するスマートビルの実現に貢献します。

選定した機器の仕様データの出力が容易で申請資料作成の手間を削減

自治体等への建築確認申請に必要な換気機器の静圧風量曲線(P-Q曲線)を自動作成し、申請資料作成の手間を削減できます。選定した機種の仕様データはExcel 形式で出力でき、物件納入時の設備機器リストとして活用可能です。

今後は、アプリケーションをBIMソフトウエアと連携させると共に、展開予定の省エネ性・快適性の向上に寄与するBIM対応のアプリケーションと合わせて「MEL-BIM」シリーズとしてラインアップし、空調・換気機器分野を中心に提供するとのことです。

2020年度内には、ダイテックとの連携を進め、このアプリケーションで自動選定した空調・換気機器をダイテックの総合設備BIMソフトウエア(CADWe'll Linx)上に自動配置し、BIM上での設計作業を効率化する機能連携を行う予定と表明しています。

「空調・換気機器設備設計支援アプリケーション」画面イメージ。1台の室外機に複数の室内機を接続する系統追加をドラッグアンドドロップで行うイメージ。

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