BIMで建築が夢をみる

#80 施工BIMデータを施工途上にも利活用する

竹中工務店はロボット施工・IoT分野における技術革新を推進するため、建てる=施工BIMデータを活用し、ロボットが自律走行するための経路・範囲シミュレーション及び遠隔操作・監視を可能とする基盤システム「建設ロボットプラットフォーム」を開発しました。

クラウド上でBIMデータを地図情報として自律走行

これまでは施工中の建物内での建設ロボットの運用ではカラーコーンをターゲットとして作業範囲を指定する必要があり、ロボットや機械の稼働台数の増加、機能の高度化に伴う保守・運用に関する管理業務が多様化するなど管理業務の効率化が喫緊の課題となっていました。

そこで「建設ロボットプラットフォーム」では、BIMデータを活用することで、搬送ルートの指定作業を不要とするだけでなく、カラーコーンが見える範囲でしか使用できなかったロボットの作業範囲も大幅に拡大できます。

「建設ロボットプラットフォーム」の最大の特色はBIMデータとの連携によって自律走行することです。クラウド上でBIMデータを地図情報としてロボットの移動及び動作範囲を設定し、遠隔指示でのロボットの自律走行を可能にしています。そのためロボット走行のための現地での事前のティーチングや磁気テープ・2次元コードなどによる動作範囲指定といった手間を省くと共に動作範囲の最適化を図ることが可能となっています。

遠隔監視とソフトウェア開発の効率化も実現しています。クラウド上での建設ロボットのバッテリー状態、異常状態の遠隔監視を行うのに合わせて、ロボット制御などの共通ソフトウェアの開発・更新、各種センサーなどの先端デジタル技術との複合的な開発・適用による改良のスピード化が可能となっています。

BIMデータを活用する「建設ロボットプラットフォーム」の概略

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