BIMで建築が夢をみる

#78 BIM/CIM推進委員会も第3回会合を開催

建築BIM推進会議の上位にあるBIM/CIM推進委員会も、2月5日に開催され、そこでは、BIM/CIMの運用拡大に向けた全体ロードマップ(案)、20年度の実施方針が提示されました。なお、第3回会合の詳細を記す議事要旨は公開準備中です。

20年度の実施方針を掲げる

国土交通省は、25年度に全ての直轄事業でBIM/CIMの原則適用を目指すとしています。そこで運用拡大に向けたロードマップ(案)で

  • 規格等の標準化
  • 普及・促進
  • 高度利活用の推進

の3つの目的を挙げ、それぞれの項目において中長期的な目標を設定するとしています。より一層のBIM/CIM活用の拡大を図るため、具体的には、20年度の実施方針では、建設生産・管理システムで一貫した3次元データの活用を前提に、原則適用の範囲を広げるとしました。

ロードマップ(案)で25年度の目標を設定

ロードマップ(案)では、3つの目的それぞれに3項目の取り組みを示し、25年度の目標を設定しています。

  • 3次元データ標準「IFC5」に準拠する属性情報などの標準化を進め、25年度には3次元に時間軸を加えた「4D」、さらにコスト軸を加えた「5D」の実現を目指す。ソフトウエアの機能要件などを国内規格化しJIS化を検討する。
  • 適用事業を順次拡大し、25年度には全事業でBIM/CIMを原則適用。BIM/CIM技術者を活用したデータ管理による高度化を図る。活用を前提とする業務改革の実現を目指すと共に、継続的な業務改善を推進する。発注関係事務を抜本的に見直し、25年度にはBIM/CIMを主とする契約の標準化を図る。
  • 20年度実施方針では、橋梁やトンネルなど大規模構造物は予備設計からBIM/CIMの活用を原則化。概略設計にも導入を積極的に進める。前工程で作成した3次元データの成果品がある業務・工事にはBIM/CIMを原則適用する。
  • 業務・工事で設定する要求事項を拡充。発注者自らBIM/CIMを活用していく観点から、新たに「BIM/CIMを活用した監督・検査の効率化」を加え計9項目とする。

※国土交通省ホームページ:第3回BIM/CIM推進委員会(令和2年2月5日)

BIM/CIM運用拡大に向けた全体ロードマップ(案)(出典 第3回BIM/CIM推進委員会 資料3)

「コラム更新お知らせメール」終了のご案内

コラム更新お知らせメールは終了いたしました。
今後は当サイトやSNSにてご案内させていただきます。