BIMで建築が夢をみる

#63 2019年度での建築分野へのi-Constructionのさらなる拡大

前回の記事で、4月23日に、国土交通省のホームページで「建築BIM推進会議(仮称)の設置について」という資料が公開されたと報告し、若干、その内容についても触れましたが、国土交通省がもの凄いスピードで、なんと6月13日に「第1回 建築BIM推進会議」を開催しました。
◇国土交通省のホームページ

BIM/CIMの原則適用を今後3年程度をかけて適用を順次拡大

「資料4 BIM/CIM推進委員会の取組」では、具体的な目標が明らかにされています。以下の図にあるように、国土交通省では、2019年度のBIM/CIM活用として、「大規模構造物の詳細設計業務」「BIM/CIM成果品のある工事」については、BIM/CIMを原則適用するほか、今後3年程度をかけて適用を順次拡大していく方針を明示しています。加えて、更に重要なのは、それらの動きを、概ね3ヵ年を目処に、順次拡大していくとしたことです。これは本気度の表明と考えてよいでしょう。

建築分野へのi-Constructionのさらなる拡大へ

次に重要な資料が「資料5 官庁営繕部におけるBIMの取組」です。そこでは、2019年度での、建築分野へのi-Constructionのさらなる拡大への活用方針を明示しています。
具体的には、BIMを用いた基本設計図書の作成及び納品(試行・新規)においては、

  • 紙納品の一部をモデル納品
としており、それはまた
  • 基本設計レベルのBIMモデル
としています。民間でも、少しずつモデル納品を行うケースが増えていますが、それを官の方でも実施するというものです。

月日単位で次回の会議に向けてのテーマも設定

「資料7 BIMを活用した建築生産プロセス等の将来像・工程表の策定について」では、6月13日の「第1回 建築BIM推進会議」開催から、次回の7月23日「第2回 建築BIM推進会議」までの具体的な作業工程が記載されています。

その間に、各委員へのヒアリング、アンケートなどを通じて、より中長期に渡る将来像・工程表の策定を行うとするものです。一年単位ではなく、月日単位で進めようという意気込みにも、ますますの本気度が感じられます。官の方の動きが、そうであるならば、民の方でも、いよいよ本気度を高めて対応する必要があるでしょう。

これら建築BIM推進会議の動きは、今後共、継続して追跡していきます。

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