BIMで建築が夢をみる

#30 実現可能性が見えてきた「GLOOBE」による電子的な建築確認申請

「GLOOBE」ユーザーなら誰でも参加できる「J-BIM 研究会」が主催する「冬のGLOOBEフェス 2018」が3月1日の午後、東京、大坂、福岡の3会場をテレビ会議で結び、開催されました。
(開催内容はこちら

J-BIM施工図CAD専門部会、プレゼン分科会など、各部会の活動も、今後共、折に触れて報告していきますが、ここでは、建築のジャーナル的にも、大いに注目すべき、申請分科会からの報告を紹介します。

BIM 申請分科会の活動報告 -設計者と審査者の作業効率化への提案-

  • 「建築確認分野へのBIM適用に関する開発動向と展望」
     独立行政法人建築研究所:武藤正樹氏
  • 「GLOOBE確認申請テンプレート・凡例の内容紹介」
     日本ERI:関戸氏・福井コンピュータアーキテクト:楠田氏

異なるBIMソフト間の連携を司る中間ファイル「IFC」の検定などでも知られるbSJ(旧IAI)の意匠設計小委員会に属する法規WGにおいて、BIMと確認申請/審査との関わりについて研究している建築研究所の武藤正樹氏からは、諸外国の事例などについて報告がありました。

当日のエポックは、何といっても、「GLOOBE確認申請テンプレート・凡例の内容紹介」です。

2017年12月に建築関連メディアでも紹介され、注目を集めたのがオートデスク社のBIMソフト「Revit」による「木造3階建て・4号建築物のBIM確認申請」でした。

その間も、福井コンピュータアーキテクトでは、建築基準法における指定確認検査機関である日本ERI株式会社や「J-BIM 研究会」と共に、静かに深く潜行して「GLOOBE」における建築確認申請の実現に向けて研究、開発活動を続けていたのですが、ようやくまず第一歩の報告ができる段階となったわけです。
具体的には、4号建物は当然として、「GLOOBE」では、より規模も大きく、用途・構造も限定しない1号、3号建物を前提にBIMモデルを有効活用した確認申請を実現しようとするものです。

日本ERI株式会社のBIM推進センター長の関戸有里氏からは、同社としても、すでに組織的な体制を整えており、可能な限り、前倒し的な時期に「GLOOBE」を活用した確認申請を実現したいとの本気度、満々の表明がありました。

このコラムでも、日刊建設工業新聞上の「BIM連載」などとも連動して、今後の動向を速やかに報告していきます。

「冬のGLOOBEフェス 2018」大阪会場

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