BIMで建築が夢をみる

#112 鴻池組と生産性向上に向けた戦略的パートナーシップを締結

鴻池組と福井コンピュータアーキテクトでは、生産性向上に向けた戦略的パートナーシップを締結しました。生産プロセスの実践に即したシステム構築によって建築分野における生産性の20%向上の実現を目指しています。

「建築物の設計・施工・維持管理に係る生産性向上」に関するビジョン共有

両社は、「建設業の働き方改革」と「建築物の設計・施工・維持管理に係る生産性向上」に関するビジョンを共有し、創業から150年に渡って培われた鴻池組の高い技術力と、福井コンピュータアーキテクトの純国産BIM システム「GLOOBE」に裏付けされた開発力を掛け合わせ、生産プロセスの実践に即したシステム構築により建築分野における生産性向上を達成するために、戦略的パートナーシップを締結したものです。

この戦略的パートナーシップを鴻池組の業務改善や福井コンピュータグループの製品改良の枠を超え、ICT 活用による我が国の建築分野における生産性革命の実現に資する取組と位置付けています。

本パートナーシップによる主な取り組み

  • 設計・積算・施工・維持管理、それぞれのプロセスにおいて、テーマを設定した共同プロジェクトを立ち上げる。
  • 福井コンピュータグループは、福井コンピュータアーキテクトのBIM システム「GLOOBE」を始めとする同グループの製品・サービス等を共同プロジェクトに提供し、共同プロジェクトはこれを活用してシステム構築の研究を行う。
  • 共同プロジェクトによる検証結果を分析し、システム構築の効果と課題を検証する。
  • 上記検証を元に、建築分野における生産性向上を達成するシステムとなるよう製品の改良を行う。

MC建機との連携をスムーズに行える技術を実証

両社の協働作業の事例として、鴻池組と日立建機、福井コンピュータアーキテクトでは、ICT土工のさらなる高度化と生産性向上を図るため、建築用BIMデータを変換することでMC(マシンコントロール)建機との連携をスムーズに行える技術を実証しています。

大阪市内で建設中の新研究施設「(仮称)KONOIKEテクノセンター」の掘削工事において日立建機社のICT油圧ショベル(ZAXIS135USX-6)を用いて行いました。「GLOOBE Construction」に実装された新機能を活用することで、鴻池組が作成したBIMデータを「Land XML」へ容易に変換することができ、データ作成手間を大幅に削減できた。MC建機による掘削後の計測では実用に十分な精度が確保できたことを確認しています。

◇実証実験の概念イメージ

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