BIMで建築が夢をみる

#106 建築設計三会が提言を公開

建築BIM推進会議の傘下において、建築設計三会(日本建築士会連合会・日本建築士事務所協会連合会・日本建築家協会)では、2021年3月版として「設計BIMワークフローガイドライン」を取りまとめて広く公開しました。

設計段階でのBIM活用の目標を明確化している

「設計BIMワークフローガイドライン」では、「はじめに」として、「設計・監理においてBIMが積極的に活用されるためには、BIMによる設計・監理業務契約を行うための、より具体的な準備が必要」と述べており、そのために建築設計三会では、活動を続けていると明確に宣言しています。

その目標は、「設計段階で作成したBIMに維持管理BIM作成業務の実施段階で必要な情報を加えて、維持管理段階での活用に必要、かつ十分なBIMを、円滑につくり上げる事」としています。そして、そのために次の3点について取り組むとしました。

  1. 各ステージにおける主なオブジェクトの形状情報と属性情報量の整理
  2. オブジェクトレベルの整理を基に、設計から施工へ引き渡す具体的な内容と、引渡し時に残すべき具体的内容を整理・検証
  3. EIR(BIM業務仕様書)とBEP(BIM実行計画書)のひな型の検討・作成

設計の各ステージの業務と成果物の考え方

本ガイドラインにおいては、設計の各ステージの主な業務内容と考えられる担い手と各ステージで必要となるBIMデータ・図書を、成果物の整理のための前提としています。

◇業務区分(ステージ)

上記のような設計の各業務区分(ステージ)を前提に、それぞれの業務区分(ステージ)における

  • 業務内容
  • 業務を委託契約等により実施する場合に考えられる担い手
  • 業務を委託契約等により実施する場合に考えられる契約

を精緻に取りまとめています。

◇主な業務内容と考えられる担い手

「設計BIMワークフローガイドライン」の入手方法

「設計BIMワークフローガイドライン」は、P219にも及ぶ膨大なドキュメントとなっています。そこには、設計業務においてBIMを積極的に用いてきた先駆者の方々の貴重なノウハウが凝縮されています。是非、ダウンロードして読み込んでください。

国土交通省・建築BIM推進会議の「新着情報」のページからPDFファイル形式で入手可(設計三会「設計BIMワークフローガイドライン 建築設計三会提言」)

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