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株式会社 彩創建築設計
代表取締役
柳田正博 氏(左)
チーフ
岡田嘉寛 氏(右)
彩創建築設計は、老人ホームや病院などの介護・福祉関連を得意とする設計事務所。豊富なノウハウを生かし日本全国へ展開しています。同社では昨年、BIM設計システム『GLOOBE』を導入し、プレゼンでの活用を開始。大きな成果を上げています。その運用について、同社の柳田社長と岡田チーフに伺いました。
設計イメージをいかに正しく伝えるか
特に福祉関係の建築が主力だそうですね?
柳田氏●6年ほど前から老人ホームや病院などの設計が増え、ノウハウも蓄積されたので、ホームページをリニューアルし、"福祉関係に強い設計事務所"を打ち出しました。人口の減少もあり今後マンション分野等は大きな成長は期待できません。そこで注目したのが福祉関係。実際、法的な追い風もあり福岡などでは老人ホームの計画が急増しています。そこでいち早くこの分野に特化し、特徴を打ち出していこうと考えました。
福祉系特有のノウハウとはどのような?
柳田氏●たとえば、老人ホームの建築設計では複数の視点が必要です。まずホームを運営する方のための視点。また、そこに住まう入居者さんの使いやすさ・心地よさ等に配慮する視点。そして、それ以上に重要なのが経営者の視点です。老人ホームもビジネスとして成り立たなければ立ち行かないわけで、設計者にも"上手く営業するための経営的視点"が求められるのです。
コンサル的な対応が必要なんですね
柳田氏●ええ。それだけに施主とのコミュニケーションが非常に重要になります。施主の要望を捉え、これに応えたプランを立て、施主に設計意図を正しく伝えなければなりません。当たり前のことですが、これがとても難しい。特に自分たちが作った設計のイメージを、いかにして正しく伝えるかは大きな課題でした。実際、建物ができ上がってから「こんなはずじゃなかった」と言われるトラブルもあり、とにかく設計完了段階でイメージをお客様に見せ、理解してもらうことが不可欠となります。当初はパースを外注してお見せしていましたが、なかなか思い通りに仕上がらず、時間やコストもかかりすぎました。それで悩んでいた時に出合ったのがGLOOBEでした。

いち早く導入したJ-BIMで競争力を高める
なぜそこでGLOOBEなのですか?
柳田氏●きっかけは映画『アバター』。あれを見て3Dの時代かなあ、と(笑)。建築も3Dで作れば、3Dモデルでお客様の確認もスムーズにスピーディーに、ローコストで行えると考えたんです。
3次元CADは他にもいろいろありますが?
岡田氏●ええ、実は私たち自身、3次元機能を持った別のCADも使っていたんです。ですが、それは使い勝手が悪く、時間がかかりすぎて使い物にならなかったんですよ。その点、GLOOBEは国産だけあって非常に使い勝手が良い。実際、4,000~5,000平米クラスの建築でも、パースだけなら3時間もあれば作れます。私たちの作業はパース作成のぶん増えましたが、外注で10日もかかっていたパースが翌日に見せられるのですから、トータルで見れば効率化とコストダウン効果は明らかと言えるでしょう。
操作の習得はどのようにして?
岡田氏●実は導入直後から、いきなり実案件で、それもかなり大型の老人ホームをGLOOBEで実施設計までやろうと……正直これは悪戦苦闘しましたが、この物件を通じて電話サポートなども利用しながら、基本的な使い方は独習で身に付けました。とはいえ現状では、まだ実施設計はJw_cadを併用しており、GLOOBEは計画段階とパース作成での利用が中心です。
BIMツールとしての活用はお考えですか?
柳田氏●当然です。現在のパース中心の活用はあくまで第一歩に過ぎず、本来は計画段階から実施設計、そして現場までトータルに使うことで、初めてGLOOBE本来の効率化の効果が発揮できると考えています。たとえば、この分野ではプランの変更や修正が付き物ですが、2Dと3Dが完全に連動しているGLOOBEなら、これにも素早く手軽に正確に対応できます。結果、一段と効率化が進み、スピードも精度も大きく向上して、多くのお客様に喜んでいただけます。そうやって競争力を高めることが、今の私の最大の目標です。とにかくいち早くGLOOBEを導入したアドバンテージを、最大限生かしたいですね!

株式会社 彩創建築設計
| 代表 | 柳田正博 |
|---|---|
| 設立 | 2005年11月 |
| 本社 | 北九州市 |
| 事業内容 | 介護福祉施設(老人ホーム関係)、医院、保育所、共同住宅他の企画・設計、監理 |
| URL | http://www.yanagida-archi.com/ |













